無駄かと思ったけれど、包丁研ぎ器って大事なことを知った話。
少し前になりますが、生まれてはじめて包丁研ぎ器を買いました。
ただの主婦だしなー、そこまでプロ仕様とか必要ないだろうしなーなんて思って、包丁ってあんまりこだわったこともなく…。
わたしは、あんまり良くないことだと思いながらも、包丁はけっこう適当に扱ってきた方だと思います。
でも、そのうち使ってはみたいなーと思っていたのですが、なんだかんだと包丁研ぎ器ってちょっとお値段がするものが多い印象で…。
ちょっと試してみるには高いなー!と思っていたら、たまたま1,200円くらいのものを発見。
これならまあ良いか!と衝動買いしてしまったのでした。
包丁研ぎ器初体験。使ってみたら、ちょっと楽しくなってきた。
購入した研ぎ器というのがこれ。なぜかグローバル包丁のものです^^; 少し心配ではありましたが、まあ同じ包丁を研ぐものなので大丈夫かな…?と勝手な判断で使ってみてしまいました。
(もしダメだったらどうしよう…)
先の白っぽいところに包丁の刃をあてて、6〜10回ほど手前に引いてみるのが正しい使い方なのだそうです。
この白い部分には陶器などでおなじみ?のセラミックが使われているそうなので、割れたり欠けたりを注意する必要があるんだとか。
というわけでさっそく、説明書を読みながら研いでみました。
何度かやるうちに、ちょっと黒っぽくなってきたので、たぶんちゃんと研げているんじゃないかと思います。
そして、包丁研ぎ器を使ってみた結果は・・・!
包丁で切りにくいなー!と常々思っていたもののひとつが鶏肉です。
特に皮!どんなに頑張っても、スッと切れたことなんてありませんでした。
なので、包丁を研いでみたら、絶対この鶏肉を切ってみようと思ってたのですが…。
鶏肉は実際、包丁を研いだ後だと確かに!かなり切りやすくなった(けっこうすんなり切れるようになった)と思います。 皮の部分を切りやすくするテクニックを使ったら本当に鶏肉がすんなり切れました。確かに。
包丁を研ぐなんてどうせ気休めだろう、なんて思っていましたが、これは確かに違うものなんですね…。びっくり。
ちなみに… 鶏肉をすんなり切るためのテクニックというのは、こんな方法です。前にテレビかなにかで見ました。
- 皮を上にする
- 皮の部分を手でピンと張るような状態に伸ばす
- ゴシゴシ切ろうとせず、スッと包丁を入れる
包丁研ぎを使う時の要注意ポイントも忘れずに…。定期的に使っていきたいと思います。
包丁研ぎをすっかり見直してしまったのですが、さすがに刃物を扱うものなので、使い方の注意点もあるようです。
- 刃こぼれをおこしている包丁には使わないこと(余計ひどくなってしまうため)
- 使った後は、しっかり手洗いして水を拭き取ってしっかり乾燥させること(カス?を残さないため)
- 切れ味が落ちているかよくわからないなら、使わないこと(必要ないのに削ってしまうことになるので)
包丁を研ぐのは、刃物を削ることなので、気楽にはできるものの多少はやっぱり慎重になった方が良いみたいです。
(心配ならやっぱり、プロに頼むのが良いのかもしれない…?)
とは言え、今回やってみて味わったスッと鶏肉が切れる感はとても楽しかったです。
また「なんか最近切りにくい…」になるようなことがあれば、また使ってみたいと思います。
レビューを見た感じ、この研ぎ器は安いけどなかなか優秀な研ぎ味らしいです。うちみたいにグローバル包丁以外で使っている人も…